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屍衣

しい
名詞
1
標準
文例 · 用例
それはまだ腐らない屍衣を着た妻の骸骨であった。
THE PREMATURE BURIAL 早すぎる埋葬 青空文庫
そして倒れるときに、彼女の屍衣がなにか内側に突き出ていた鉄細工に絡まった。
THE PREMATURE BURIAL 早すぎる埋葬 青空文庫
その一つ一つの墓からかすかな腐朽の燐光が出ているので、私はずっと奥の方までも眺め、そこに屍衣を着た肉体が蛆虫とともに悲しい厳かな眠りに落ちているのを見ることができた。
THE PREMATURE BURIAL 早すぎる埋葬 青空文庫
そして、禁制された地域の建物の全体がついに屍衣で包まれるように恐怖の中に包まれて、略奪者ども自身がしばしば自分たちの略奪のつくり出した恐怖におびえて逃げてゆき、その広い禁止区域全体が陰鬱と、沈黙と、悪疫と、死とに残される、というぞっとするような話などがしきりに言いふらされていたのであった。
寓意を含める物語 ペスト王 青空文庫
しかし、彼女はあらゆる努力をしてこの口を閉じていようとし、また、新しく糊をつけてアイロンをかけてある屍衣でこさえた、顎のすぐ下のところまできている、白麻布モスリンの襞縁をつけた衣裳を着こんで、大いに威厳があるように見せようとしているのである。
寓意を含める物語 ペスト王 青空文庫
屍衣を着ている女は死にかかっている魚みたいに喘いだ。
寓意を含める物語 ペスト王 青空文庫
それは吹きこむ疾風の仕業だった、――がそのとき扉のそとにはまさしく、背の高い、屍衣を着た、アッシャー家のマデリン嬢の姿が立っていたのである。
THE FALL OF HOUSE OF USHER アッシャー家の崩壊 青空文庫
最後に、裁判長閣下自身が立って、その衣服を時には裏返しにしたり、また時には表返しにしたりしたが、だいたいにおいて、それを被告の屍衣になるようにてきぱきと裁って型をつけて行った。
上巻 二都物語 青空文庫