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さい
名詞
1
標準
文例 · 用例
」 ある時は、山の馬賊の仲間に這入り、ある時は、奉直戦争に加わり、又、ある時はハルピンの郊外に出没して、ロシア人の家を荒し、何人、人を殺したか数しれないこの不思議な、ゴロツキも、二人の妹には、おかしな、そして少し滑稽なおじさんにすぎなかった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
或は、仏の御龕の如く、或は人の髑髏に似て、或は禅定の穴にも似つゝ、或は山の石門に似た、其の岩の根には、一ツづゝ皆水を湛へて、中には蒼く凝つて淵かと思はるゝのもあつた。
泉鏡太郎 続銀鼎 青空文庫
盛庸等、大同の守将|房昭に檄し、兵を引いて紫荊関に入り、保定の諸県を略し、兵を易州の西水に駐め、険に拠りて持久の計を為し、北平を窺わしめんとす。
幸田露伴 運命 青空文庫
八月より九月に至り、燕兵西水を攻め、十月真定の援兵を破り、併せてを破る。
幸田露伴 運命 青空文庫
ある日彼媼さへ、ひねもす出でゝ歸らざりしかば、我は賊の一人とこの山の留守することゝなりぬ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
人を傷けて亡命せしこと、身を賊に托せしことより、怪しき媼の我を救ひしことまで、一も忌み避くることなかりき。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
山深き賊にて歌はんは易く、大都の舞臺にて歌はんは難かるべしとは、姫の評なりき。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
」一戸の記に拠れば、武揚等の兵が館のを陥れた日である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫