機嫌の悪い
きげんのわるい
表現形容詞
標準
bad-tempered
文例 · 用例
みんなは七つ森の機嫌の悪い暁の脚まで来た。
— 宮沢賢治 『秋田街道』 青空文庫
そして例のたまらない、目付きで豚をながめてから、大へん機嫌の悪い顔で助手に向ってこう云った。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
すると子供は少し機嫌の悪い顔をしてゐましたがハーシュがすぐそのそばまで行きましたら俄かに子供が叫びました。
— 宮沢賢治 『車』 青空文庫
が、お前んに逢って、機嫌の悪い事でもあった日には、家中に八ツ当りで、十言云うことに、一口も口を利かぬ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
この兄は、以前から機嫌の悪い時に限って、このように妙によそよそしく、ていねいにお辞儀をするのである。
— 太宰治 『故郷』 青空文庫
機嫌の悪いときには、自分が三蔵法師に随っているのは、ただ緊箍咒(悟空の頭に箝められている金の輪で、悟空が三蔵法師の命に従わぬときにはこの輪が肉に喰い入って彼の頭を緊め付け、堪えがたい痛みを起こすのだ。
— ―沙門悟浄の手記― 『悟浄歎異』 青空文庫
全然、美和子を子供だと見くびっているらしい夫人は、美和子の機嫌の悪いのを、そういう性格だとでも思ったらしく、いろいろ露骨に、南條姉妹の戸籍調べのような質問ばかりしていた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
婦人雑誌の訪問記者をしている章一は、丸ビルの四階にある編輯室へ毎日一回は必らず顔を出すことになっていて、それを実行しないと編輯長の機嫌の悪いことを知っていながら三日も往っていなかった。
— 田中貢太郎 『一握の髪の毛』 青空文庫
作例 · 標準
父は、朝刊が届かないと機嫌の悪い日が多い。
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彼はどうやら機嫌の悪いらしく、話しかけるのを避けた。
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「うわ、今日の部長、機嫌の悪いみたいだよ。気をつけよう。」
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