数珠玉
じゅずだま異読 ジュズダマ
名詞
標準
Job's tears (Coix lacryma-jobi)
文例 · 用例
我々の右手、かなり離れて、マターファが坐っており、時々彼の脣が動き、手頸の数珠玉の揺れるのが見える。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
派手な衣を着けて、顔のてらてらしたその法師は、じろじろお庄の顔を見い見い水晶の数珠玉などを数えていたが、示されたことはあまり望ましいことでもなかった。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
遥か左方、入りくんだ海をへだてて、水晶の数珠玉をつらねたように、灯の輝いているのが、今、銀座のように雑沓しているであろうY海岸であった。
— 蘭郁二郎 『鱗粉』 青空文庫
芸者、紳士、警官、お酌、判事、検事、等々々といった順序に重なり合った珍妙極まる人間の数珠玉なんだ。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
自然がどうして、人間の眼に止まる所になんぞ、跡を残して置くもんか」と一同を像の前に連れて行き、「だいたい幼年期からの傴僂には、上部の肋骨が凸凹になっていて数珠玉の形をしているものだが、それがこの像のどこに見られるだろう。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
「そうすると数珠玉の上の出張った埃を、平に均したものがなければならない。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
焔の揺ぎから起る微妙な気動が、一番不安定な位置にある数珠玉の埃を、ほんの微かずつ落していったのだよ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
国の木は勿体なくて焚木にされず、乾しあげて数珠玉を彫ったり箸にしたりした。
— 久生十蘭 『藤九郎の島』 青空文庫
作例 · 標準
空き地で見つけた数珠玉を摘んで、中の芯を抜いて糸を通し、妹に手作りのネックレスを作ってあげた。
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数珠玉の実が灰色から黒っぽく色づき始めると、秋の深まりを感じて少し寂しい気持ちになる。
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昔はどこの川辺にも数珠玉が生えていたが、最近は都市開発の影響であまり見かけなくなった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
数珠玉(じゅずだま) 数珠の玉。 ジュズダマ - 植物種。 お手玉
出典: 数珠玉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0