頼もう
たのもう
感動詞
標準
excuse me
文例 · 用例
S=玄関 頼もう、と呼ぶ声に応じて取次の侍。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
すると玄関で『頼もう!
— 国木田独歩 『まぼろし』 青空文庫
父死亡の電報を見た時でも、この場合その問題をどう片づけるかさえ考えはしなかったのだが、欠席届を書き終えた時、保証人なる槍田氏は三隅の小母さんの知り合いだから、通知かたがた三隅家に立ち寄ってその判を貰うように頼もうと思いつくと同時に、自分の心持もそのついでにいってしまおうと決心したのだ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
――山の草、朽樹などにこそ、あるべき茸が、人の住う屋敷に、所嫌わず生出づるを忌み悩み、ここに、法力の験なる山伏に、祈祷を頼もうと、橋がかりに向って呼掛けた。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
」 門附は、撥を除けて、床几を叩いて、「一つ頼もう。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
ですから今度は雨ふり坊主を作って、僕が雨を降らせるように頼もうと思うんです」「アハハハハ。
— 夢野久作 『雨ふり坊主』 青空文庫
夫人 (屹となる)口惜しい、もう、せめて一時隙があれば、夜叉ヶ池のお雪様、遠い猪苗代の妹分に、手伝を頼もうものを。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
平太郎も妖怪の悪戯に困っている処であるから、「それでは一つ頼もうか」と、云って承知した。
— 田中貢太郎 『魔王物語』 青空文庫
作例 · 標準
「頼もう!道場破りに参った!」と、大男が道場の門を勢いよく叩いた。
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「頼もう。どなたかおられませぬか」と、旅の僧が民家の軒先で声をかけた。
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「頼もう。預かっていた品を届けに参りました」と、使いの者が玄関先で告げた。
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