幻辞.com

引き倒す

ひきたおす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to pull down
文例 · 用例
猪之や何にも有りはし無いは、夢を見たのぢや、さあ寒いに風邪をひいてはなりませぬ、床に這入つて寐て居るがよい、と引き倒すやうにして横にならせ、掻巻かけて隙間無きやう上から押しつけ遣る母の顔を見ながら眼をぱつちり、あゝ怖かつた、今|他所の怖い人が。
幸田露伴 五重塔 青空文庫
猪之やなんにもありはしないわ、夢を見たのじゃ、さあ寒いに風邪をひいてはなりませぬ、床にはいって寝て居るがよい、と引き倒すようにして横にならせ、掻巻かけて隙間なきよう上から押しつけやる母の顔を見ながら眼をぱっちり、ああ怖かった、今よその怖い人が。
幸田露伴 五重塔 青空文庫
たちまち、役人を振りはらって国司に近づくと、片手で国司を引き倒すと、そのまま引きずって、国府の門外へ連れ出した。
菊池寛 大力物語 青空文庫
そして木自身の重みを利用して、さほど大きくないものは手で、手に餘るものは綱をもつて引き倒す
島木健作 生活の探求 青空文庫
」義雄は突然のことにその方へふり向くが早いか、右の手でかの女の裾を捉へてかの女を引き倒す
憑き物 泡鳴五部作 青空文庫
とたんに車体が相手を引き倒すという次第なのです。
浜尾四郎 彼は誰を殺したか 青空文庫
まじめな百姓業も出來ないで、明けても暮れても殺生ばかりしてゐる――貴さまの天命も盡きたぞ、樹を引き倒すぞ。
長谷川時雨 春宵戲語 青空文庫
小屋の周り中は樹木を伐り払って広い空地にしてあり、その上にまた、高さ六フィートの囲には開き戸もなければ明いている箇所もなく、非常に堅固なので、時間や勢力をかけずには引き倒すことが出来ないし、相当間隔を置いてあるので、包囲者は身を隠すことも出来なかった。
宝島 宝島 青空文庫
作例 · 標準
強風で電柱が引き倒された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は古い木製の塀を力任せに引き倒した
幻辭AI · gemini-2.5-flash
大規模な工事のため、その古いビルは引き倒されることになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
引き倒す(ひきたおす) — 幻辞.com