幸運児
こううんじ
名詞
標準
lucky person
文例 · 用例
その後だ、この友からの手紙に、「君は順境の幸運児なり。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
それを考えると、僕は無一物の放浪児ではあるが一面なかなかの幸運児でもあるのである。
— 辻潤 『ふもれすく』 青空文庫
川田さんは天下一の幸運児ですよ。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
このアルゴン大将は、どっちかといえば、幸運児でもあった。
— 海野十三 『二、〇〇〇年戦争』 青空文庫
少くとも現代政治経済の機構とその裏面的事情に好奇心を有するものなら、常識として主人公豊原が如何なる人物であるかを知つてゐる筈であるから、作者と共にわれわれはこの不幸な幸運児が現代に於て負はされた役割について、多大の向情とある種の反発とを感じながら、幕の閉ぢるのをみねばならぬ。
— 岸田國士 『新協劇団を観る』 青空文庫
即ち、劇作家にして劇場主たる少数の幸運児を相手取り、前述の義務履行を迫るために訴訟を提起した。
— 岸田國士 『劇場と作者』 青空文庫
しかもその幸運児の子孫は永久の幸運児でなく、落伍者の後裔は永久に落伍者たるべき約束はなかったのである。
— 喜田貞吉 『エタと非人と普通人』 青空文庫
われこそはその萩乃のお墨つきを手に入れて、きょうの幸運児になろうと眼の色変えて押すな押すなの騒ぎだ。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
作例 · 標準
彼はどんな困難に直面しても、最後には必ず救われる幸運児だ。
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まさに時代の幸運児として、彼は多くのチャンスを手にしてきた。
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努力だけではどうにもならない運を、あの幸運児は持っている。
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