枯茶
からちゃ
名詞名詞-の形容詞
標準
tawny brown
文例 · 用例
これもおそらく蛾が一種の光度計を所有しているためであろうが、それにしても何町何番地のどの家のどの部分に烏瓜の花が咲いているということを、前からちゃんと承知しており、またそこまでの通路をあらかじめすっかり研究しておいたかのように真一文字に飛んで来るのである。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
便所の扉がたけが低くて、中で用を足している人の顔こそ見えないが、非芸術的な二本の脚は廊下からちゃんとあけすけに見えているのであった。
— 寺田寅彦 『チューインガム』 青空文庫
それでこの一編はもちろん学術的論文でもなんでもなくて、ただの随筆に過ぎないのであるが、だれかがこの中からちゃんとした論文の種を拾い上げ培養して花を咲かせるという事についてはなんの妨げもないであろう。
— 寺田寅彦 『人魂の一つの場合』 青空文庫
それからちゃんと見附かって、帰らうとしてもなかなか足があがらない。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
あしたからちゃんといつものとおりのしたくをしておいでなさい。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
それからちゃんと見附かって、帰ろうとしてもなかなか足があがらない。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
ガンベは日ごろからちゃらっぽこばかりいっている男だから、あいつが何んといったって、俺がそんなことをしたと信ずる奴はなかろう。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
もとからちゃんとしたまじめな女中さんだったし、まさか、私をからかっているのでもなかろう。
— ――ひそひそ聞える。なんだか聞える。 『鴎』 青空文庫
作例 · 標準
秋の山は、赤や黄、そして枯茶色の葉で美しく彩られている。
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彼女は枯茶色のマフラーを首に巻き、暖かそうにしていた。
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古い木の幹は、深い枯茶色をしていて、長い年月を感じさせた。
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