御祝儀
ごしゅうぎ
名詞
標準
文例 · 用例
ええ、旦那、三世相は御祝儀にお求め下さいな。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
お嬢さんのお志、私、私なんざ、今頂いた御祝儀を資本にして、銀行を建てるんです。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
「世渡りのためとは申しながら……前へ御祝儀を頂いたり、」 と口籠って、「お恥かしゅう存じます。
— 泉鏡花 『妖術』 青空文庫
浴衣の上だけれど、紋の着いた薄羽織を引かけていたが、さて、「改めて御祝儀を申述べます。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
……」「わざと……いささかだけれど御祝儀だ。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
御祝儀と思召して一つ暖まらしておくんなさいまし、寒くって遣切れませんや。
— 泉鏡花 『菎蒻本』 青空文庫
」「威張ってさ、それから少しですが御祝儀。
— 泉鏡花 『第二菎蒻本』 青空文庫
……ついては、新蕎麦の御祝儀に、爺が貴女に御伽を話す。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫