連銭葦毛
れんぜんあしげ
名詞名詞-の形容詞
標準
dapple gray (horse coat color)
文例 · 用例
こんな風に彼は物思いに耽っていたので、マニーロフ家の召使連の接待にすっかり好い御機嫌になっていた馭者が、右側に繋がれた連銭葦毛の測馬に、なかなか穿った小言を浴びせていることにも、いっこう気がつかなかった。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
こういう褒美を与えておいて、彼はまたしても連銭葦毛に向ってしゃべった。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
いうまでもなく連銭葦毛などは、何か教訓的な言葉を聴かせて貰いたくて堪らないのだが、いつもはあれほどのお喋りの馭者が、今は手綱をだらりと握ったまま、ただほんの形式的に鞭で背中を撫でてくれるだけである。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
連銭葦毛は自分の肥った大きな尻に、気持の悪い鞭づかいを感じた。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
栗色や『議員』だけではなく、連銭葦毛まで甚く機嫌が悪かった。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
連銭葦毛の奴は自分の両側へひょっこり姿を現わした新らしい友達を、さも物珍らしげに嗅ぎまわしている。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
連銭葦毛は鼻面を二つ三つぶん殴られて、たじたじと後もどりをした。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
セリファンは命令を果しに行くつもりで、扉口の方へ躯を向けようとしたが、ふと思いとまって、『それから、まだ一つ、旦那、あの連銭葦毛の野郎ですがね、ほんとにあいつは、もう、売り飛ばしちまいたい位でがすよ。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
作例 · 標準
牧場でひときわ目を引く、美しい連銭葦毛の馬がのんびりと草を食んでいた。
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物語に登場する英雄は、いつも連銭葦毛の愛馬に乗って戦場を駆け巡る。
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彼の描く馬の絵は、特に連銭葦毛の毛並みの表現が写実的で評価が高い。
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