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一寝入り

ひとねいり
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
nap
文例 · 用例
僕は着ていた猫の舌で一杯の衣服を脱いで、しかつめらしく恋の密輸入物をトランクにしまうと一寝入りするつもりで車窓からボスニヤ平原に咲く砂糖黍の花の香いを嗅いでいるうちに、すっかり追想的になってしまったのだ。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
松原の茶店の婦の、振舞酒に酔い痴れて、別荘裏なる舫船に鼻唄で踏反って一寝入りぐッと遣った。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
そうしてまだ睡い眼をコスリコスリ、今|一寝入りすべく二階へ帰ろうとすると、暗い梯子段に足を踏みかけぬうちに、又電話口に呼び返された。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
わしはこれから一寝入りだ。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
御好志はありがたかつたが、私は頭の鉢以来、とみに意気が沮喪して、早くN君の家へ引上げて、一寝入りしたかつた。
太宰治 津軽 青空文庫
毎晩|極ったように見舞ってくれた道子が、一昨日の夜の……あの時から、ふッつり来ないし、一寝入りして覚めた今は、昼間、菅子に逢ったのも、世を隔てたようで心寂しい。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
いや、よく似てなさる、私の逃げた嬶も、あっさり人をよく使う女でした」 わたくしはその湯の沸く間、二階の自分の部屋で一寝入りして来ると立上りました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
早くちょっと一寝入りしとかないと師匠の朝湯のお伴に間に合わない。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
作例 · 標準
仕事の合間に、疲れた体を休めるためにソファで一寝入りした。
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長距離運転の前に、サービスエリアで少しだけ一寝入りして目を覚ました。
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昼食後、睡魔に襲われたので、会議の前にこっそりデスクで一寝入りした。
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