拵える
こしらえる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to make
文例 · 用例
それから拵える人は、おまえさんの母さんだよ。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
「アメリカ人がどうして、日本の偽札を拵えるの?
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
え、どうして拵えるの?
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
だから弗の偽札は拵えずに、円の偽札を拵えるんだ。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
(この餅|拵えるのは仙台領ばかりだもな。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
女の心中立を物珍らしそうに、世の中にゃあ出ねえの、おいらこれッきりだのと、だらしのねえ、もう、情婦を拵えるのと、坊主になるのとは同一ものじゃあございませんぜ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
(指環も簪も拵えるのじゃ。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
……あれ、あんなあの、握飯を拵えるような手附をされる、とその手で揉まれるかと思ったばかりで、もう堪らなく擽ったい。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
作例 · 標準
余った布地を使って、保育園に通う子供のための小さな手提げ袋を拵えた。
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母は朝早くから起きて、家族全員分の特製おむすびを山ほど拵えてくれた。
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急な来客に慌てたが、冷蔵庫にあるものだけで何とか夕食の形を拵えた。
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標準
to build
作例 · 標準
庭の隅に、趣味の道具を収納するための小さな日曜大工の小屋を拵えることにした。
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熟練の職人たちは何ヶ月もかけて、頑丈で美しい門構えを立派に拵え上げた。
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この町に立派な図書館を拵えるのが、亡き市長の長年の悲願だった。
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標準
to prepare
作例 · 標準
明日のキャンプ旅行に備えて、今のうちに登山リュックの荷物を拵えておこう。
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舞台袖で役者たちは、出番を目前に衣装と心の準備を静かに拵えている。
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冬が来る前に、暖炉で使うための薪を十分に拵えておかなければならない。
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標準
to dress (oneself in)
作例 · 標準
彼女は一番上等な振袖で身を拵え、新年の挨拶回りに晴れやかな顔で出かけた。
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「少し立派に拵えすぎたかな」と、彼は慣れない三つ揃えのスーツを気にしていた。
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舞台衣装で華やかに拵えた役者が現れると、客席から割れんばかりの歓声が上がった。
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標準
to raise money (for)
作例 · 標準
借金を期限までに返すために、あちこち走り回ってようやく必要な額を拵えた。
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留学費用の足しにするため、深夜のアルバイトをしてコツコツと資金を拵えている。
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新しい事業を始めるための軍資金を拵えるのに、彼は全財産を投げ打った。
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標準
to have (a child, partner, lover, etc.)
作例 · 標準
結婚して十年、ようやく待望の子を拵えることができて夫婦で手を取り合って喜んだ。
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あいつ、いつの間にか新しい恋人を拵えたらしく、毎日浮かれた顔をしているよ。
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「早く孫を拵えてくれ」と会うたびに両親にせっつかれるのが最近の悩みだ。
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標準
to make up (e.g. an excuse)
作例 · 標準
遅刻の言い訳を懸命に拵えたが、担任の先生にはすぐに見破られてしまった。
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彼は自分を良く見せるために、もっともらしい偽りの経歴を拵え上げた。
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嘘を拵えてまで責任を逃れようとする彼の態度は、周囲の信頼を著しく損なう。
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