丸顔
まるがお
名詞名詞-の形容詞
標準
round face
文例 · 用例
一度、基督教の伝導婦を妻君に持つ、丸顔の、袴など高く穿くが何だか自堕落な感じの、植物課の教師が訪ねて行つた時、校長は、妻が酷いヒステリーなので、随分私も学校で嫌な顔をしてゐる日があるに違ひないがと話した。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
基体としての顔面、すなわち顔面の構造の上からは、一般的にいえば丸顔よりも細おもての方が「いき」に適合している。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
「当世顔は少し丸く」と西鶴が言った元禄の理想の豊麗な丸顔に対して、文化文政が細面の瀟洒を善しとしたことは、それを証している。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
生白い丸顔の、目のぎょろりとした様子までが、ただの子供でないと私はすぐ見て取りました。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
それで相手の顔は見ないで、月を仰だ目元は其丸顔に適好しく、品の好い愛嬌のある小躯の女である。
— 国木田独歩 『二少女』 青空文庫
麻服の上着なしで、五分刈り頭にひげのない丸顔にはおよそ屈託や気取りの影といったものがない。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
目鼻立の愛くるしい、罪の無い丸顔、五分刈に向顱巻、三尺帯を前で結んで、南の字を大く染抜いた半被を着て居る、これは此処の大家の仕着で、挽いてる樟もその持分。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
昔のとおりの丸顔に昔のとおりのめがねをかけている。
— 寺田寅彦 『三斜晶系』 青空文庫
作例 · 標準
彼は優しそうな丸顔のおかげで、初対面の人からもすぐに好かれる。
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丸顔をすっきり見せるために、Vネックのトップスを選ぶようにしている。
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鏡を見ると、正月太りのせいで以前よりもさらに丸顔になっていた。
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