青ずむ
あおずむ
動詞
標準
文例 · 用例
それから、森を通る、姿は翠に青ずむまで、静に落着いて見えたけれど、二ツ三ツ重った不意の出来事に、心の騒いだのは争われない。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
それから、森を通る、姿は翠に青ずむまで、静に落着いて見えたけれど、二ツ三ツ重つた不意の出来事に、心の騒いだのは争はれない。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
」女は男の肩に顔を凭せかけたまま、二人の前の桜の樹のいりくんだ枝に、ちやうど下から網を張つたやうに蔽はれた、暖かいウクライナの空の、果しなく青ずむ方へ眼をあげながらつづけた。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫