豹尾
ひょうび
名詞
標準
Hyōbi
文例 · 用例
『山海経』に崑崙の西に玉山あり西王母居る、〈西王その状人のごとし、豹尾虎歯にして善く嘯く、蓬髪勝を戴く、これ天のは鬼の類だ。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
すなわち、太歳神、大将軍、大陰神、歳刑神、歳破神、歳殺神、黄幡神、および豹尾神の八神である。
— 井上円了 『迷信解』 青空文庫
これから九人の日本人がおなじ車に陣取ってひょうびょうたる西比利亜を疾走するのだから、そのア・ラ・ミカドなこと宛然移動日本倶楽部の観がある。
— 踊る地平線 『踊る地平線』 青空文庫
その時代の流行によって希臘神話と聖書に取材したもの多く、中庭にはこの精力的多産家の墓があり、墓のうえに花壇がつくられ――何しろ往けども往けども静止する人体裸像の林で、出る頃には誰でもその神話中の一人物のようにひょうびょうとしてしまうように出来ている。
— 白夜幻想曲 『踊る地平線』 青空文庫
ひょうびょうとした海風のためであったかも知れない。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
「縹渺」ここにおいて肉体は寸尺の活動の余地を有しないが、精神は天地宇宙の間にひょうびょうと流れゆくのだ。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
そして、この絵に対して、ひょうびょうとしてくるうちには、千二百年前の漁村に身をひきもどされて、鴫の声を耳に寒々と夕がたの飯など思う天平の庶民の一人にいつか自分がなっている。
— 吉川英治 『正倉院展を観る』 青空文庫
一節一節が長く、ゆるやかにひょうびょうとして、音楽というより自然の声のように聞える。
— 山本周五郎 『いさましい話』 青空文庫
作例 · 標準
「豹尾」は、かつて中国の皇帝が使用した軍旗の先端飾りを指す。
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古い文献には、将軍が率いる部隊の「豹尾」が風になびく描写がある。
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この歴史的な図には、権威の象徴としての「豹尾」が鮮やかに描かれている。
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