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売約

ばいやく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
sales contract
文例 · 用例
展覧会場の交渉、刊行物や美術団体への紹介、作品の売約口など闊達の勢いで取り計った。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
この方です」と事務員の出した売約帳には、昔の字画もそのまま「春日規矩男」と書いてあった。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
日暮れに迫られたらお終ひだと思つてゐたので全く加速度的に俺は夢中になつてゐたので――」 僕は、Yの目醒しい活躍談を聞きながら、ずつと/\以前にKといふ男が彫刻家の制作である木兎の銅像を携へて売約の使ひに出たまゝ遁走をしてしまつた時のことを思ひ出してゐた。
牧野信一 ブロンズまで 青空文庫
たとえば私が八百円のものをこしらえて出すとすると、その価格の半額を政府で補助し、もしそれが売約になればその代金も補助費もすべて作家の方へくれるので、その上出品は作家の名でするのでありますから、作家側に取っては大変に都合の好いことでありました。
栃の木で老猿を彫ったはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
ところが、須磨の藤田彦三郎さんが、ぜひこの屏風が欲しいといわれて、早速その売約を申し込まれたのでしたが、ほんの一っ時違いで、すでに弘前の某氏が売約されたために、藤田さんの手にはいらなかったのです。
上村松園 虹と感興 青空文庫
なぜならば経川のかような作品ならば、即座に莫大な価格をもって売約を申込む希望者が群がっていたからである。
牧野信一 ゼーロン 青空文庫
唯、さう云ふ画が二三点|既に売約済になつてゐたのは、誰よりも先づ描いた人自身が遺憾だつたのに違ひない。
芥川龍之介 俳画展覧会を観て 青空文庫
その話が亜米利加中の新聞に出たってんで、あっしが船の中で退屈|凌ぎに作った箱根細工のカラクリ箱が、まだ博覧会の初まらねえ中にスッカリ売約済みになる。
夢の久作(夢野久作) 人間腸詰 青空文庫
作例 · 標準
この物件は、すでに他のお客様と売約済みとなっております。申し訳ございません。
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彼は苦労して開発した新技術を、大手企業に売約することができた。
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昨日見に行った中古車は、電話で問い合わせたらもう売約が決まったと言われた。
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