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この世のものとも思えない

このよのものともおもえない
表現形容詞
1
標準
unearthly
文例 · 用例
その香気は、台所のあたりにただよって、何ともいえないほど気持がいいので、目を閉じると、たちまちにして低い天井や、くすぶった壁を忘れてしまって、この世のものとも思えないような匂いを放つすいかずらが一杯にからんだ東屋にいるような心地がしたことでしょう。
A WONDER BOOK FOR BOYS AND GIRLS ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 青空文庫
谷間には無慈悲なまでに明るい陽の光がさんさんとふりそそぎ、物音ひとつ聞えず、この世のものとも思えない異様な静けさのなかで、ひっそりとしずまりかえっていた。
久生十蘭 ノア 青空文庫
右の袖は、肩さきからブランとたれさがって、白衣に大きく染めぬいたのは、黒地に白で、髑髏の紋……まことに、この世のものとも思えない立姿。
こけ猿の巻 丹下左膳 青空文庫
おれを夢中にさせたおさんのからだは、いっしょになるとすぐに、この世のものとも思えないほど深く、そして激しくおれを酔わせた。
山本周五郎 おさん 青空文庫
その娘が、それはもう何とも云えない、この世のものとも思えない、美しい人で、日頃女には一向冷淡であった兄も、その遠眼鏡の中の娘丈けには、ゾッと寒気がした程も、すっかり心を乱されてしまったと申しますよ。
江戸川乱歩 押絵と旅する男 青空文庫
作例 · 標準
山頂から眺めた雲海の間から昇る朝日は、まさにこの世のものとも思えないほど神々しい景色だった。
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洞窟の奥に広がるエメラルドグリーンの地底湖は、この世のものとも思えない幻想的な輝きを放っていた。
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熟練の職人が作り上げたそのドレスの繊細な刺繍は、この世のものとも思えない美しさで観客を圧倒した。
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この世のものとも思えない(このよのものともおもえない) — 幻辞.com