交える
まじえる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to mix
文例 · 用例
一つは雨夜の仮の宿で、毛布一枚の障壁を隔てて男女の主人公が舌戦を交える場面、もう一つは結婚式の祭壇に近づきながら肝心の花嫁の父親が花嫁に眼前の結婚解消をすすめる場面である。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
けれども自分の方から凡俗に降って膝を交えることは、とても出来|悪い性分なので、自分の自由をはたにひけらかし、また他を罵詈呵責してはたのものに何等かのショックを与えることの上に人間との交渉を保って行こうと馬翁の無意識が努めるらしい。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
火鉢には釜の声、遥に神路山の松に通い、五十鈴川の流に応じて、初夜も早や過ぎたる折から、ここの行燈とかしこのランプと、ただもう取交えるばかりの処。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
式が終って冷酒とスルメが出て、百人に近い列席者は故人の追懐談に移ったので、山田はやっと伊沢と詞を交える機会を得たが、それでも最初に逢った時のような打ちとけた、わだかまりのない話をすることはできなかった。
— 田中貢太郎 『雨夜続志』 青空文庫
君と私との忙しい生活は、互に訪問することを許さぬので、私は時々|巣鴨三田線の電車の中で、君と語を交えるに過ぎなかった。
— 森鴎外 『二人の友』 青空文庫
小作人たちと自分とが、本当に人間らしい気持ちで互いに膝を交えることができようとは、夢にも彼は望み得なかったのだ。
— 有島武郎 『親子』 青空文庫
こんな男と言葉を交えるのさえ、馬鹿々々しいと、云った表情が、彼女の何処かに漂っていた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
たゞ、折々母を介して簡単な二言三言を交える丈だった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
作例 · 標準
意見を交えながら、最善の解決策を探した。
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異なる文化の要素を交えることで、新しい芸術が生まれた。
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彼の話にはユーモアを交えた皮肉が感じられた。
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標準
to exchange (words, fire, etc.)
作例 · 標準
彼らは激しい言葉を交えた後、互いに睨み合った。
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論客たちは、白熱した議論を交え、会場を沸かせた。
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戦場で兵士たちは、銃火を交える覚悟を決めていた。
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標準
to cross (e.g. swords)
作例 · 標準
剣士たちは、互いの剣を交え、壮絶な戦いを繰り広げた。
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敵対する二人の将軍が、ついに直接槍を交える時が来た。
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武道家は、型稽古で想像上の相手と木刀を交える。
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