夜曲
やきょく
名詞
標準
nocturne
文例 · 用例
四十三年三月 金と青との金と青との愁夜曲、春と夏との二声楽、わかい東京に江戸の唄、陰影と光のわがこころ。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
これが『東京夜曲』中に収められた『公園の薄暮』『鶯の歌』『夜の官能』等である。
— 東京景物詩改題に就て 『雪と花火余言』 青空文庫
私からあなたに喜びの夜曲を、 又舞踏を挨拶と共に申出る――部屋の飾りと饗宴も亦。
— 有島武郎 『運命と人』 青空文庫
その頃にモントルソリ家との婚談も持上って、クララは度々自分の窓の下で夜おそく歌われる夜曲を聞くようになった。
— 有島武郎 『クララの出家』 青空文庫
七 樹の間を洩れて来るピアノの曲は、信一郎にも聞き覚えのあるショパンの夜曲だった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
七 樹の間を洩れて来るピアノの曲は、信一郎にも聞き覚えのあるショパンの夜曲だつた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
とるものもとりあえず新京を脱出した八月九日という日は、十五日より六日も前で、関東軍、役人たちの遁走前奏夜曲であったということを著者は、なにかの思いでこんにち、かえりみるときもあるだろう。
— 宮本百合子 『ことの真実』 青空文庫
ラジオがこの人混みの中で、静かな小夜曲を奏していた。
— 池谷信三郎 『橋』 青空文庫
作例 · 標準
静かな夜のしじまに、ショパンの美しい夜曲がピアノの音色で響き渡る。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
月明かりの下で聴く夜曲は、日中の喧騒を忘れさせてくれる穏やかな力がある。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は恋人への想いを込めて、自ら作曲した夜曲をギターで奏でた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview