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陰気くさい

いんきくさい
形容詞
1
標準
dismal
文例 · 用例
まえにも何回となく言って言い馴れているような諳誦口調であって、文章にすればいくらか熱のある言葉のようにもみえるが実際は、れいの嗄れた陰気くさい低声でもってさらさら言い流しているだけのことなのである。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
さうした所は、単に温泉町そのものの気分が田舎めいて陰気くさいばかりでなく、周囲の自然そのものからして、妙に百姓じみて感じが重苦しい。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
たましひが耳をすますと、陰気くさい声をして、黄いろい娘たちが合唱してゐる、合唱してゐる、波止場のくらい石垣で。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
ズドンと大砲をぶっぱなしたら、陰気くさい支那人が『デモだ』なんて云ってるのよ。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
その上へ、陰気くさい雨がびしょ/\と降り注いでいた。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
こいつは、引き合わん、陰気くさい役目だ。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
古い木造の陰気くさい二階建のアパートである。
太宰治 グッド・バイ 青空文庫
翅の色も脚の色もどす黒く陰気くさい
種田山頭火 夜長ノート 青空文庫
作例 · 標準
あの子はいつも俯いていて、なんだか陰気くさいな。
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裏路地にあるそのバーは、薄暗くてひどく陰気くさい雰囲気だった。
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「もう、そんな陰気くさい話はやめてくれない?せっかくの楽しい会なのに。」
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陰気くさい(いんきくさい) — 幻辞.com