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慚恚

ざんい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
being ashamed and angry
文例 · 用例
而してこの葛藤は各その極端に奔り、一方においては久坂、高杉の攘夷倒幕となり、他方においては長井の開港論、公武合体の周旋となり、而して周布、来原の徒は、その心事時務と違い、慚恚以て屠腹して死するに到り、延いて戊辰に及ぶまで、長州において一低一昂したるに係らず、遂に打破的革命派の全勝を以て局を結べり。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
クリスマスのときに、さんざんいじったんだぞ。
第2章 メリーゴーラウンド、1967年 45回転の夏 青空文庫
羊飼いは羊を喜ばせたいばかりに、さんざんいっしょに歩き回りました。
島崎藤村 力餅 青空文庫
僕は自分の倅に毛の生えた程度の中尉や少尉、ひどい時には東北の、聞いたこともないような専門学校から学徒出陣をして来たという見習士官なんぞに、さんざんいばり散らされたり厭味をいわれたりして、不愉快な思いばかりして来た。
ある新聞記者の見た敗戦 比島投降記 青空文庫
壺でさんざんいじめられた柳生藩を、越前守は、助ける心だったのでしょう。
日光の巻 丹下左膳 青空文庫
昔は平次と張り合って、さんざんいやな事もした父親の利助が中風の気味で引籠ってからは、平次の並々ならぬ助勢でわずかに十手捕縄を守り通して来たことを考えると、この上平次の親切に甘える気もなくなるのでした。
百四十四夜 銭形平次捕物控 青空文庫
むせ返るようなみずみずしい黒髪のあぶらと、化粧した肌のにおい、――その女が、さんざんいやがらせを毒づいたあとで「あなた、おこった?
――一名南蛮鋳物師の死―― 青銅の基督 青空文庫
……友人だったあのディーネルの奴でさえ、ああいう待遇をしたところを見ると、昔さんざんいじめられて憎んでるに違いない此奴から、何が期待されよう?
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
作例 · 標準
自分の不甲斐なさを棚に上げて逆恨みするなんて、慚恚も甚だしい。
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彼はライバルの成功を素直に喜べず、醜い慚恚の念に囚われていた。
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鏡に映る自分の情けない姿を見て、彼は激しい慚恚に突き動かされた。
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