学のある
がくのある
表現形容詞-語幹
標準
educated
文例 · 用例
気立のやさしい、膚も心も美しい人じゃによって、継母|継児というようなものではなけれども、なさぬなかの事なれば、万に一つも過失のないように、とその十四の春ごろから、行の正しい、学のある先生様を、内へ頼みきりにして傍へつけておかしゃった。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
故に科学のあるところには、常に飛行機があり、磁力があり、ラジオがあり、電信があり、不断の新しき発明と夢とがある。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
恐らく講師の私を大いに学のある男だと思ったらしかったが、しかし、私は講演しながら、アラビヤに沙漠があったかどうか、あるいはまた、アラビヤに猿が棲んでいたかどうかという点については、甚だ曖昧で、質問という声が出ないかと戦々兢々としていたのである。
— 織田作之助 『可能性の文学』 青空文庫
そりゃ才のあるのも学のあるのもあろうけれど、出来のえい気に入った若いものといえば、あの男なんぞは申し分がない。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
おまけに、明治が大正に変わろうとする時になると、その中学のある村が、栓を抜いた風呂桶の水のように人口が減り始めた。
— 葉山嘉樹 『死屍を食う男』 青空文庫
文学は哲学に負けるべきかどうかは私の知らぬところだが、文学には文学独自の哲学のあることは、文学者である限り何人も疑わぬところである。
— 横光利一 『スフィンクス(覚書)』 青空文庫
京都大学のある法学者は、家族がみんな不在になると、すつくと逆立になつて、書斎からのそり/\這ひ出して来て、玄関から台所まで一廻り廻つて来る癖がある。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
東京大学のある教授で、西洋人の書いた書物から、しよつちゆう自分の生れた国の事を習ひ覚えてゐる若い学者がそれを読むだ。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若いのに言葉遣いが丁寧で、本当に学のある人だと感心した。
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「学のある人の話は、いつも奥深くて面白いね」と友人が言った。
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どんな分野にも精通している彼女は、まさに学のある女性だ。
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学のある人は、とかく謙虚で、自分の知識をひけらかさないものだ。
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