明るみに出す
あかるみにだす
表現動詞-五段-サ行
標準
to make public
文例 · 用例
これらのものを明るみに出すことが今や哲學そのものの發展のために要求されてゐると思はれる。
— 三木清 『認識論』 青空文庫
糸になんの怒るとこあるのや、そやったら何やな、お前にはこの苦しい家を明るみに出す好い考えがあるのやな、さあ、それを聞かして貰おうかい、この際、鳥より上手な金儲を知ってたら、教えてほしいもんや!
— 山本勝治 『十姉妹』 青空文庫
……何にせよ、批判を明るみに出すためには使用しなければならない抽象的な語は、悉く自分の口の中で、腐つた菌のやうにこなごなになつてしまふのでした。
— 堀辰雄 『春日遲々』 青空文庫
この暗黒大陸を明るみに出すために、十九世紀になつてから殊に、いろいろな探検がなされましたが、奥地の方へふみこむのは容易なことではありませんでした。
— 豊島与志雄 『アフリカのスタンレー』 青空文庫
そりゃ勝手に自分の慈善を自慢して歩くがいい、だがひとの秘密を明るみに出す権利は君にはない筈だ。
— ДУЭЛЬ 『決闘』 青空文庫
宗教の本質をその既成のクルトゥスや情操に見ずに、専ら教義に見ようとするのは、悪合理主義的で又観念的な見地にぞくすると考える向きもあるだろうが、併し観念論と宗教との握手する周知の秘密を明るみに出すためには、ここが宗教の本質とならねばならぬ。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
このことは却って、本当の因果律――弁証法的因果の概念によって理解されるべき因果律――を、初めて明るみに出すことが出来るものなのである*。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
彼等は真理を明るみに出すことによって世間を恐嘆せしめるのだ。
— THE BLUE CROSS 『青玉の十字架』 青空文庫
作例 · 標準
作品のテーマは人間の本質を問う。
芸術作品は多くの解釈の余地を持つ。
創作活動は心の表現である。
文学は時代を映す鏡となる。