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大樽

おおだる
名詞
1
標準
hogshead
文例 · 用例
(明治四十年十月四日『東京朝日新聞』)         十四      馬鈴薯の皮を剥く器械 大樽に一杯の馬鈴薯の皮をわずかに数分間で綺麗に剥いてしまうという器械が近頃米国で発明された。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
初夏の比その横倉山から眺めると、瀑は半ば以上を新緑の上に見せて、その銀色の大樽を倒しまにしたような水が鼕々として落ちているので、土地の人は大樽と呼んでいる。
田中貢太郎 蛇怨 青空文庫
今でも同地方では、篠原家の者は大樽の傍へ往かれないと云って話す者がある。
田中貢太郎 蛇怨 青空文庫
其所には木材を積んだりセメントの樽のやうな大樽を置いたりしてあるのが見える。
田中貢太郎 水郷異聞 青空文庫
ある夜、ごくたちの悪い酒場に、なかば茫然として腰かけていると、その部屋の主な家具をになっているジン酒かラム酒の大樽の上に、なんだか黒い物がじっとしているのに、とつぜん注意をひかれた。
THE BLACK CAT 黒猫 青空文庫
私はそれまで数分間その大樽のてっぺんのところをじっと見ていたので、いま私を驚かせたことは、自分がもっと早くその物に気がつかなかったという事実なのであった。
THE BLACK CAT 黒猫 青空文庫
――それを果せなかったら、この場でその方をぐるぐる巻きに縛って、謀反人としてあすこにある十月ビールの大樽の中へすっかりつけて溺死させることを、わしは判決する!
寓意を含める物語 ペスト王 青空文庫
そして彼女は、ちょうど自分の髑髏に酒を注ぎ始めていたあの不幸なターポーリンのズボンのうしろの方を攫むと、彼を空中高く吊り上げて、いきなり彼の好物のビールの一杯入っている巨大な開いている大樽の中へ落してしまった。
寓意を含める物語 ペスト王 青空文庫
作例 · 標準
例句