痩せ腕
やせうで
名詞
標準
thin arm
文例 · 用例
芸者の痩せ腕で男の難儀を救う、そんな無理なことは言わないが、お前はんにできることだったら、してあげたらどうだろう。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
ひどいことを……」 振り放そうともがくお此の痩せ腕を、お絹は挫ぐるばかりに片手でしっかり掴みながら、片手で箱をとんとんと叩くと、穴の中から青い蛇が長い首を出した。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
君らの痩せ腕でつかまるようなこって、まっ昼間、こんな危ないところへ、うかうか顔が出せると思うか。
— 平林初之輔 『探偵戯曲 仮面の男』 青空文庫
――そのおふくろが死んだので、後は娘一人の痩せ腕でございますから、いくらかせいでも、暮の立てられようがございませぬ。
— 芥川龍之介 『運』 青空文庫
私は、この痩せ腕で武器を執つて血を見る戦争の術は知らないけれど、私は碁の闘ひを持つてゐます。
— 佐藤垢石 『呉清源』 青空文庫
全く、此の一二年間のあの家の暮らしは、半分以上は彼女の痩せ腕で支へてゐたやうなものではないか。
— 谷崎潤一郎 『猫と庄造と二人のをんな』 青空文庫
全く、この一二年間のあの家の暮らしは、半分以上は彼女の痩せ腕で支えていたようなものではないか。
— 谷崎潤一郎 『猫と庄造と二人のおんな』 青空文庫
彼は手先の大きな痩せ腕を、拙劣に乱暴に振り動かし、金切声で叫びながら、激越な眼つきで見回すのだった。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
作例 · 標準
重い荷物を無理に抱える彼の痩せ腕が、耐えきれずにプルプルと細かく震えている。
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一ヶ月もの長い入院生活を余儀なくされたせいで、スポーツマンだった彼も痩せ腕になった。
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彼女の透き通るような白い痩せ腕には、細い金色のブレスレットがとてもよく似合っていた。
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標準
meager income
作例 · 標準
自分のこの痩せ腕一本で、家族五人の生計を立てていくのは並大抵の苦労ではない。
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「このような痩せ腕の私ですが、精一杯努めさせていただきます」と彼は新天地で誓った。
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彼は痩せ腕ながらも、必死に働いて貯金をし、ついに自分の店を持つという夢を叶えた。
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