我も我も
われもわれも
名詞
標準
vying with one another
文例 · 用例
病男病女が我も我もと詰め懸ける。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
されば一|皿の菓子、一|盞の珈琲に、一円、二円と擲ちて、なおも冥加に余るとなし、我も我もと、入交り、立替る、随喜の輩数うるに勝うべからず。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
生徒は我も我もと先を争うて明い処へ飛び出して来た。
— 石川啄木 『道』 青空文庫
「お薬師様でお通夜していたものが殺された、神様も頼みにならん」 薬師堂の参詣に来ていた者がこう云って我も我もと逃げ帰ったので、それからは何人一人参詣するものもなくなり、それがために薬師町は衰微してしまった。
— 田中貢太郎 『不動像の行方』 青空文庫
風流の士は愛卿のことを聞いて、我も我もと身のまわりを飾って狎れなずもうとしたが、※学無識の徒は、とても自分達の相手になってくれる女でないと思って、今更ながら己れの愚しさを悟るという有様であった。
— 田中貢太郎 『愛卿伝』 青空文庫
すると舟の上にいる旅人が争うて我も我もと肉をなげてくれた。
— 田中貢太郎 『竹青』 青空文庫
すると我も我も、と十人ほどの声があがる。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
廷臣たちが我も我もと随行を望んだ。
— 澪標 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
優勝を目指して、選手たちは我も我もと競い合った。
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プレゼントが配られると、子供たちは我も我もと手を伸ばした。
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新しい情報が発表されると、記者は我も我もと質問を浴びせた。
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