土一揆
つちいっき異読 どいっき
名詞
標準
peasant uprising (Muromachi period)
文例 · 用例
「九月二十一日、就中土一揆|乱入京中。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
今までは只おぞましい怖しいとのみ思っておりました足軽衆の乱波も、土一揆衆の乱妨も檀林巨刹の炎上も、おのずと別の眼で眺めるようになって参ります。
— 神西清 『雪の宿り』 青空文庫
今までは只おぞましい怖しいとのみ思つてをりました足軽衆の乱波も、土一揆衆の乱妨も檀林巨刹の炎上も、おのづと別の眼で眺めるやうになつて参ります。
— 神西清 『雪の宿り』 青空文庫
正長、永享の土一揆は彼の三十歳近いころの出来事であり、嘉吉の土一揆、民衆の強要による一国平均の沙汰は、彼の三十九歳の時のことで、民衆の運動は彼の熟知していたところであるが、彼にとってはそれはただ悲しむべき秩序の破壊にすぎなかったであろう。
— ――キリシタン渡来文化前後における日本の思想的情況―― 『埋もれた日本』 青空文庫
この新しい時代を代表するものは、(一)政治化した土一揆や宗教一揆に現われているような民衆の運動、(二)足軽の進出に媒介せられた新しい武士団の勃興、ひいては群雄の勃興である。
— ――キリシタン渡来文化前後における日本の思想的情況―― 『埋もれた日本』 青空文庫
応仁以後においては、土一揆や宗教一揆は明らかに政治運動化して来た。
— ――キリシタン渡来文化前後における日本の思想的情況―― 『埋もれた日本』 青空文庫
土一揆の爲めに大小名が苦められたこと屡々であるのみならず、將軍と雖、亦これが爲めに惱まされたといふのは、これ即第四級民の下尅上であつて、而して其姑息な療法として實施された社會政策は、實に彼の枚擧するに遑なき程の徳政である。
— 原勝郎 『足利時代を論ず』 青空文庫
此農民の亂なるものは歐洲に於ける第四級民の最初の大運動であると云ふ所から、特別の興味を以て西洋の史家に研究せられて居る題目であるが、吾人は我國足利時代の土一揆を以て、正に此農民の亂と併せ考へて、互相發明する所あるべきものであると確信する。
— 原勝郎 『足利時代を論ず』 青空文庫
作例 · 標準
室町時代には、重い税に苦しむ農民たちが各地で土一揆を起こした。
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教科書で土一揆について学び、当時の人々の生活の厳しさを知った。
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リーダーを失った土一揆は、組織的な抵抗を続けることができなかった。
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