降らす
ふらす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to send (rain)
文例 · 用例
甘味についても、たとえば、茶のうちでは玉露に「甘い優美な趣味」があるとか、政よろしきを得れば天が甘露を降らすとか、または快く承諾することを甘諾といったりする時には、甘味は有価値的意味をもっている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
ひゅうひゅうひゅう、ひゅひゅう、降らすんだよ、飛ばすんだよ、なにをぐずぐずしているの。
— 宮沢賢治 『水仙月の四日』 青空文庫
さあ、降らすんだよ。
— 宮沢賢治 『水仙月の四日』 青空文庫
降らすんだよ、降らすんだよ。
— 宮沢賢治 『水仙月の四日』 青空文庫
もう雪も解け出しそうなものだといらいらしながら思う頃に、又空が雪を止度なく降らす時などは、心の腐るような気持になることがないではないけれど、一度春が訪れ出すと、その素晴らしい変化は今までの退屈を補い尽してなお余りがある。
— 有島武郎 『北海道に就いての印象』 青空文庫
ひゆうひゆうひゆう、ひゆひゆう、降らすんだよ、飛ばすんだよ、なにをぐづぐづしてゐるの。
— 宮沢賢治 『水仙月の四日』 青空文庫
腰なる太刀をすらりと抜き、以前の兜を切先にかけて、衝と天井に翳し、高脛に拍子を踏んで――戈※剣戟を降らすこと電光の如くなり。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
今此の村の農作物に恐るべき損害を与える雹を降らす黒雲を大砲で打ちまくって散らしてしまうというのです。
— 岡本かの子 『母と娘』 青空文庫
作例 · 標準
日照り続きで干上がった畑を前に、農民たちは恵みの雨を降らしてほしいと空に向かって祈った。
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舞台のクライマックスで、天井に設置された装置から大量の紙吹雪を雪に見立てて降らす演出があった。
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この異常気象は、まるで神様が人間に罰を与えるために土砂降りの雨を降らしているかのようだ。
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