まくし立てる
まくしたてる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to talk on and on
文例 · 用例
図に乗ってまくし立てるようだが、登楼して、おいらんと二人でぐっすり眠って、そうして朝まで、「ひょんな事」も「妙な縁」も何も無く、もちろんそれゆえ「恋愛」も何も起らず、「おや、お帰り?
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
」と名調子でもって一気にまくし立てると、百右衛門、蒼い顔をさらに蒼くして、にやりと笑い、「それこそ生半可の物識り。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
丁髷鬘の赤陣羽織に裁付袴の爺どもが拍子木に鉦や太鼓でライン酒とかの広告の口上をまくし立てる。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
あはは」土門は一気にまくし立てると、「だが、君は役目だから、せいぜい書きたまえよ、はじめての記事だろう?
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
」 年取った法衣姿のごろつきが悪口雑言をまくし立てる。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
ところが私たちの中学とは違つて、ミセス・ケイトの会話の時間などには自ら進んで立ちあがり勇敢にまくし立てる学生もあり、中学生のやうに誰も彼を目して生意気だなどといふ者もないのは私を安心させたが、酷い目に遇つた習慣といふものは因果なもので、私は単なる朗読の番でも口を開くのが厭だつた。
— 牧野信一 『文学的自叙伝』 青空文庫
ところが私たちの中學とは違つて、ミセス・ケイトの會話の時間などには自ら進んで立ちあがり勇敢にまくし立てる學生もあり、中學生のやうに誰も彼を目して生意氣だなどといふ者もないのは私を安心させたが、酷い目に遇つた習慣といふものは因果なもので、私は單なる朗讀の番でも口を開くのが厭だつた。
— 牧野信一 『文學的自叙傳』 青空文庫
」 と、まことに(立板に水を流すやうに)ぺらぺらとまくし立てるのであつた。
— 牧野信一 『バラルダ物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼の話はいつも長くて、一方的にまくし立てるばかりだ。
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興奮した彼は、次から次へとアイデアをまくし立て始めた。
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「もういい加減にしてよ!」と、友人は彼の止まらないまくし立てに呆れていた。
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