噯
おくび異読 あいき
名詞多音語
標準
belch
文例 · 用例
」彼は、自分の考えは、おくびにも出さず、兵卒に指揮をつゞけた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
が仲間には、それは、おくびにも出さなかった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
著者造園学のテキストに、 おのれが像を百あまり、著者の原図と銘うちて、 かゝげしことも夢なれやと、青き夕陽の寒天や、 U字の梨のかなたより、革の手袋はづしつゝ、 しづにおくびし歩みくる。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
――これを云った謙斎は、しかし肝心な事を言いわすれた、あとで分ったが、誘うにも、同行を促すにも、なかまがこもごも声を掛けたのに、小按摩は、おくびほども口を利かない。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
ウサギくんが早く走るのは、おくびょうだからなんだ。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『かけっこ』 青空文庫
彼の知識的の妻も、解放運動などはおくびにも出さなくなり、克明に店や家庭に働いている。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
大なおくび、――これに弱った――可厭だなあ、臭い、お爺さん、得ならぬにおい、というのは手製りの塩辛で、この爺さん、彦兵衛さん、むかし料理番の入婿だから、ただ同然で、でっち上る。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
泥酔漢のおくびと、殺人の温るい計画とにふりそそぐ雨。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
作例 · 標準
例句
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噯(あつかい)は、江戸時代の薩摩藩における地方職制の1つ。外城制における上位の責任者であった。
出典: 噯 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0