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斜道

しゃどう
名詞
1
標準
文例 · 用例
博士と土人とは穴を潜ぐり、松火の光を先に立て、二十六度の傾斜道を、先へ先へと進んで行った。
国枝史郎 木乃伊の耳飾 青空文庫
ロバトカ山の暗斜道は、東に一キロほど行き、そこでゆるいカーブを描きながら、東南東へ下っている。
久生十蘭 地底獣国 青空文庫
一行の前には、穹窿形の天井をもった地向暗斜道が、ゆるい傾斜を保ちながら、「石炭市」の横坑のようなおそるべき単調さで無限につづいていた。
久生十蘭 地底獣国 青空文庫
六人の漁夫たちは、博士が日誌を書きおえると、待ちかねたように背嚢を背に負い博士を先頭にして、飛ぶような歩調で、また無辺際空の暗斜道を走りおりはじめた。
久生十蘭 地底獣国 青空文庫
探検隊の一行に見送られて暗斜道へ入ると、一同は飛ぶようにして安山岩盤のところへ走って行った。
久生十蘭 地底獣国 青空文庫
今日で、もう六日の間、何の変化もない単調な暗斜道の、永劫の闇の中を歩きまわっている。
久生十蘭 地底獣国 青空文庫