水馬
すいば
名詞
標準
crossing water with a horse
文例 · 用例
」「水馬演習でしょう。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
沢の奥の行きづまりには崩れかかったプールの廃墟に水馬がニンプの舞踊を踊っている。
— 寺田寅彦 『浅間山麓より』 青空文庫
」「水馬演習でせう。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
「小母さん頂戴な」「其蟲頂戴な」と聞くうちに、蟲は、美しい羽も擴げず、靜かに、鷹揚に、そして輕く縱に姿を捌いて、水馬が細波を駈る如く、ツツツと涼傘を、上へ梭投げに衝くと思ふと、パツと外へそれて飛ぶ。
— 泉鏡太郎 『番茶話』 青空文庫
足腰が、水馬の刎ねるように、ツイツイツイと刎ねるように坂くだりに行く。
— 泉鏡花 『貝の穴に河童の居る事』 青空文庫
汀には木の葉の滴りが水に大きな輪を描いて水馬が小さな輪を描いて居る。
— 長塚節 『佐渡が島』 青空文庫
葉分の光はだらに、白き菱の花さして、樹暗もあからむ眞夏日なか、水馬うかべる水隱れ、藻伏小鮒とらへ來て、朱脛やすらふ柳瑞枝、したり顏の若音には、葉守の神さへ醉に入らむ。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
落ちる形の見えぬ程小さく降りそゝぐ時には、水の面は水馬かなぞでもゐるやうに、じわ/″\と筋が入る。
— 鈴木三重吉 『女の子』 青空文庫
作例 · 標準
古いお皿を洗った後、乾かすときに水斑(すいはん)が残らないように注意しないとね。
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ウィキペディア
水馬(すいば)は、ウマに乗って水を渡る、江戸時代、江戸幕府の年中行事のひとつ。馬川渡、馬渡ともいう。
出典: 水馬 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0