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来発

らいはつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
来発展すべき萌芽をも持つてゐる積りである。
森鴎外 妄想 青空文庫
……少々脱線するようだがここから話さないと筋道が通らないからね……しかも内地の近海漁業は二千五百年来発達し過ぎる位発達して、極度の人口過剰に陥っている。
夢野久作 爆弾太平記 青空文庫
それから度々の手紙と文章、文章はまだ幼稚な点はあるが、癖の無い、すらすらした、将来発達の見込は十分にあると時雄は思った。
田山花袋 蒲団 青空文庫
紀元一八〇〇年以来発見された七〇〇の小遊星の中で最大なセレスは周囲二〇〇〇キロメートルであった。
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 宇宙の始まり 青空文庫
家集にては『芭蕉句集』(何本にても善けれど玉石混淆しをる故注意すべし)、『去来発句集』『丈草発句集』『蕪村句集』などを読むべし。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
但しこの電波は、波長が非常に小さい上に微弱であるために、これを受信し検出することは相当むずかしいことであるために、従来発見されることが殆んどなかったのだという。
海野十三(丘丘十郎) 地球発狂事件 青空文庫
遠藤先生というのは東大教授の遠藤工学博士のことで、博士の発見された毒瓦斯は、従来発見されたどの毒瓦斯よりも飛び離れて強力で、その製法は国家の秘密となっているので、その秘密を奪うために欧米諸国から間諜が入り込んでいるとさえ評判されているのです。
小酒井不木 髭の謎 青空文庫
自然主義以来発達して来た個人主義的なリアリズムがその十年の間にようよう社会的なリアリズムにまで成長しかけたその萌芽が、この新リアリズムの便宜的な解釈と共に萎え凋んだ。
宮本百合子 昭和の十四年間 青空文庫