庭火
にわび異読 ていりょう
名詞
標準
garden bonfire (esp. one held on the imperial grounds)
文例 · 用例
また山人が庭火を焚き、例の祝詞を申すという儀式がある。
— 喜田貞吉 『特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ』 青空文庫
『中右記』に、内膳司御竃神、一所は庭火、是れ尋常の御飯に仕奉る神なり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
山人が庭火の役を勤めたことは、『江次第』にも見えている。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
記憶はほの白む汽車の窓にわびしい東雲をながめるやうで過ぎさる生活の景色のはてをほのかに消えてゆく月のやうだ。
— 萩原朔太郎 『記憶』 青空文庫
わたくしはあしたから灰をかぶって街の廣場に座り、おまへとみんなにわびようと思ふ。
— 宮澤賢治 『龍と詩人』 青空文庫
」 田島は、ただもう、やたらにわびしい。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
やがて襲って来た冬はわびしいわが家をさらにわびしいものにした。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
それより一同種々申して渠を御前にわびたりければ、幼君ふたゝび御出座ありて、籠中の人に向はせられ、「其方さほどまでに苦しきか」とあれば、「いかにも堪難く候、飼鳥をお勸め申せしは私一世の過失、御宥免ありたし」と只管にわび奉りぬ。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
作例 · 標準
昔の宮中では、夜になると庭火が焚かれた。
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庭火の炎が暗闇を照らし、幻想的な雰囲気を醸し出す。
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冬の夜、庭火を囲んで語り合った。
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