黒茶
くろちゃ異読 こくちゃ
名詞名詞-の形容詞
標準
deep brown
文例 · 用例
黒茶にレモン一片入れて飲め無えじゃ、人間って名は附けられ無えかも知れ無えや。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
しかもそれを封じた黒茶色の封蝋ときたら、郵便局の通知状か安葡萄酒の栓にしか使わないような代物だった。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
そして文琳の茶入とか※古の黒茶碗とかに大金を投げ出して、それを手に入れる。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
偶には茶入や黒茶碗を購はないとも限らないが、それは自分で薄茶を啜らうためではなくて、物好きな東京の成金に売りつけようとするからだ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
それが黒い髪毛をテカテカと二つに分けて、贅沢なものらしい黒茶色の毛皮の外套を着て、その間から揺らめく白金色の逞ましい時計の鎖の前に、細長い、蒼白い、毛ムクジャラの指を揉み合わせつつ、婦人用かと思われる華奢な籐椅子の前に突立っている姿はさながらに魔法か何かを使って現われた西洋の妖怪のように見える。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
おまけに寝台の横でトロトロ燃えているペーチカの明りでよく見ると、妾の手や足は凍傷で赤ぶくれになっていて、針金の痕が蛇みたいにビクビクと這いまわっている上から、黒茶色の油膏薬がベトベトダラダラ塗りまわしてあるじゃないの。
— 夢野久作 『支那米の袋』 青空文庫
それは黒茶色の表紙の着いた日本とじであった。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
その菊女の膝の先に、鞣された白猫の皮が敷いてあり、日盛りの陽があたっているので、蚤は熱さに堪えられないからか、黒茶色の猪のような小さい躯を、綿のように白く柔かく、絹のように艶のある毛並みの間を、抜けつ潜りつさせて蠢めいていた。
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の髪の色は、光に当たると深みのある黒茶色に見えた。
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「この革製品、いい色ね!」と友人が褒めた。上品な黒茶色のバッグだった。
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黒茶色のオーバーコートは、どんな服にも合わせやすい定番の色だ。
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標準
dark tea (e.g. Chinese pu'er tea)
作例 · 標準
食後には、消化を助けるために黒茶を一杯飲むことにしている。
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「このお茶、香りがすごくいいね!」と客が言った。それは、熟成された黒茶、プーアル茶だった。
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黒茶は、独特の風味と健康効果で世界中に愛飲者がいる。
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ウィキペディア
黒茶(こくちゃ、くろちゃ)は、中国茶のうち、麹菌等により数か月以上発酵させる後発酵製法により作られる茶をいう。プーアル茶など。
出典: 黒茶 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0