勤しむ
いそしむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞
標準
to work hard at
文例 · 用例
こう互いに慰め合いながら、各自の奉仕に勤しむのであった――教団を出ようと決心した庄三郎の心持ちが、この信徒達の態度を見ると、また変らざるを得なかった。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
夏の九十日間は雲水達はどこかの寺の道場に宿りを求め静に座禅工夫にいそしむのであった。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
彼女の造るのは靴の甲の方で、女の手に及ばない底づけは父の分担であり、この奇妙な父子の職人は、励まし合って仕事にいそしむのだった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
そこで菩薩となり仏となったものは化他の業にいそしむことになるのが自然の法で、それが即ち菩薩なり仏なりなのである。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
ひまもなくいそしむ人の。
— 長塚節 『長塚節歌集 上』 青空文庫
しかし、その目は、ときおり、芸道にいそしむ者のみが持つ、燃えるような、きらめくような、異様な光とともに、吸い寄せられでもするかのごとく、青焼き人形にふりそそがれました。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
晴れやかに鳴く鳥は日くれを思ひ、蜥蜴は美くしくふりかへり、時計の針は薄らあかりをいそしむ…………捉へがたき過ぎし日の歡樂よ、哀愁よ、すべてみな、かはたれにうつしゆく薄青きシネマのまたたき、いそがしき不可思議のそのフィルム。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
顳※に即効紙をはって、夜更けまで賃仕事にいそしむ母親の繰り言を聞くと、いかなる犠牲も堪えなければならぬといつも思う。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
作例 · 標準
彼は来たるべき展覧会に向けて、創作活動に勤しんでいる。
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その学者は生涯、古代文明の研究に勤しんだ。
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祖父は退職後、晴耕雨読の日々を送り、畑仕事に勤しんでいる。
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彼女はコンクールでの優勝を目指し、来る日も来る日もヴァイオリンの練習に勤しんだ。
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