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眩む

くらむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞
1
標準
to be dazzled by
文例 · 用例
すると、ちょうどそれを合図のように、部屋の中へ、眼も眩むほど明るい光線がパッとさし込んで来たように思われたので、今まであるかないかに呼吸を凝らしていた二人は、思わず小さな叫び声をあげてパッと左右に飛び退いた。
夢野久作 女坑主 青空文庫
笞を受けた雲は眩むばかりの血潮を浴びる。
有島武郎 潮霧 青空文庫
徐大盡眞前に、ぞろ/\と入ると、目も眩むやうな一面の櫨の緋葉、火の燃るが如き中に、紺青の水あつて、鴛鴦がする/\と白銀を流して浮ぶ。
泉鏡太郎 畫の裡 青空文庫
下界を見ると眼も眩むばかりで、限りなき大洋の面には、波瀾激浪立騷ぎ、數萬の白龍の一時に跳るがやうで、ヒユー、ヒユーと帛を裂くが如き風の聲と共に、千切つた樣な白雲は眼前を掠めて飛ぶ、實に悽愴極りなき光景。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
飛騨の奥ふかく迷い入る人は、大切な生命を一個の畚に託して、眼も眩むばかりの急流の上を覚束なくも越えねばならぬのである。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
頭が嚇として眼が眩むやうになつた。
三島霜川 平民の娘 青空文庫
ある日の午後も、銀子は椿姫の映画を見て、強い感動を受け、目も眩むような豪華なフランスの歌姫の生活にも驚いたが、不幸な恋愛と哀れな末路の悲劇にも泣かされた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
何処をどう歩いて、ドンナ事を考えて来たかわからないまま、熱病患者のようにヘトヘトになっている彼自身の身体と頭を、無理矢理に上へ上へと押し上げながら…… 鉄梯子の上の写真製版室から真白い光明が、眼も眩むばかり射出されていた。
夢野久作 殺人迷路 青空文庫
作例 · 標準
真夏の砂浜から急に暗い海の家に入ると、あまりの明暗差に一瞬目が眩んだ
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宝石店のショーケースに並ぶ高価なダイヤモンドの輝きに、思わず目が眩んでしまった。
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降り注ぐスポットライトの眩しさに目が眩み、観客席の顔が全く見えなかった。
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2
標準
to be lost in (greed, lust, etc.)
作例 · 標準
目の前に積まれた大金に目が眩み、彼は長年勤めた会社を裏切る決断をしてしまった。
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権力欲に目が眩んだ政治家は、国民の生活よりも自分の地位を守ることを優先した。
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欲に目が眩んで怪しい投資話に乗ってしまい、全財産を失うという痛い目を見た。
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3
標準
to become dark
作例 · 標準
急に立ち上がった拍子に脳貧血を起こし、視界が真っ暗に眩んで倒れそうになった。
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激しい衝撃を受けて意識が遠のき、周囲の世界がゆっくりと眩んでいった。
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長時間暗室にこもっていたため、外に出た瞬間、光が強すぎて逆に視界が眩んだ
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