あやふや
あやふや
形容動詞頻度ランク #20463 · 青空 251 例
標準
uncertain
文例 · 用例
もし、この順序をあやふやにして、全部人任せだったり、又は、ろくろく調べもせず、ただ覚悟ばかりで婚約し、間もなく結婚に飛び込んだとします。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
何處を何う行くのだつけ、あやふやなものだけれど、日和は可し、風も凪ぎ、小川の水ものんどりとして、小橋際に散ばつた大根の葉にも、ほか/\と日が當る。
— 泉鏡太郎 『松の葉』 青空文庫
」「ああ、」とばかりで、これも一向に取合わないので、小間使は誠に張合がなく、「それでは、」といって我ながら訳も解らず、あやふやに立とうとする。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
狸はあやふやに、モウと唸って、膝にのせた、腹鼓。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
一つ羽を伸して、此のあやふやな境遇を脱けて見やうじやないか。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
」 おふくろは、何の事だか頓と解らないといふ風で、「え、そりや………」とあやふやなことを謂ツて、お房の顏を見る。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
然るに現詩壇の常識は、極めてこの点があやふやであり、朦朧漠然とした雲の中で、認識が全く失踪している。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
そこで自由詩に関する一切の誤謬と偏見とは、実にこの二義の言語の、同一概念に於けるあやふやな混乱的錯覚に起因している。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
作例 · 標準
その説明はあやふやで信用できない。
あやふやな証拠では裁判に勝てない。
あやふやな返事をする人は信頼されない。
法学ではあやふやな法律条項の解釈が論じられる。