月台
げつだい
名詞
標準
文例 · 用例
石山の観月台に立ちなまし夜の明けんまで弥勒の世まで 弥勒の世とは五十六億七千万年後の世であるから永遠といふ言葉のよき代用である。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
その内厭きても来るし眠くもなつて観月台から引き上げたであらう。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
月が西山にはいつてしまへば観月台上は蔭となり、見るものは東方琵琶湖面から反射する月光のみとなる。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
(三十九年二月台南にて)〔一九〇七年八月一五日『随想録』〕
— 新渡戸稲造 『武士道の山』 青空文庫
それがしは櫓の上にあって、彼につづく部下の者を、門橋より濠ぎわにわたって、つるべ撃ちに射伏せてお目にかけましょう」 車冑はよろこんで、「しからば、早速にも」と、兵の手配にかかり、一方城外の玄徳へ使いを派して涼秋八月、まさに観月の好季、清風に駕を乗せて一夜、城楼の仰月台までおいで願いたい。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫