人皇
にんのう異読 じんのう・じんこう
名詞
標準
emperor
文例 · 用例
人皇十五、六代の頃に明らかに見える。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
『人皇は七十七代後白河天皇御建立、……千一體のうちに三萬三千三百三十三體の觀音樣が拜まれます』……と唄ふ案内の小僧のねむたい曲節の中にも、色斑らな女異人の一行があまり似付かはしくもなく見えるのである。
— 木下杢太郎 『京阪聞見録』 青空文庫
)思へ、天業恢弘の黎明、鎭みに鎭む底つ岩根の上に宮柱太しき立てた橿原の高御座を、人皇第一代|神倭磐余彦の天皇を、ああ、大和は國のまほろば、とりよろふ青垣、鵄は舞ひ、朗かにおほらかに草も木も言祝ぎ謳つた。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
まず伝説の方から云うと、人皇第九十二代のみかど伏見天皇のおんときに、小刑部という美しい女房が何かの科によって京都から播磨国に流され、姫山――むかしは姫路を姫山と云った。
— 岡本綺堂 『小坂部伝説』 青空文庫
箱の中1・26サンデー毎日 人皇百十二代霊元天皇の御宇の時のことだつた。
— 昭和五(一九三〇)年 『茶話』 青空文庫
よしてくれるといいのにといつも思いますが、村の人たちは、あるいは村の物識りたちは人皇何十代の何の年のと月日由来を付けたがります。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
いわく、ある説にいう人皇十二代景行天皇六十年十月、帝御悩ありて甚だし、ある者は諸寺諸山に祈祷あり医術を尽くすといえどもさらにそのしるしなし、ここに一覚といえる占い者があって彼を召して卜筮をなさしむるにいう、これより東にあたりて大木あり、その木の精霊帝を悩まし奉る。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
熟語の例は第二行に皇王(人皇と云ふべき所)、第四行に御崩(崩御)があり、當字の例は第五行に形假名(片假名)堀付(彫付)、第九行に忠心(忠臣)、第十行に敬護(警護)、第二十三行に印(記)がある。
— 狩野亨吉 『天津教古文書の批判』 青空文庫
作例 · 標準
日本の初代人皇は神武天皇であると伝えられている。
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歴代の人皇は、この国を治める上で重要な役割を果たしてきた。
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その昔、人皇の血を引く者がこの地に平和をもたらしたという伝説がある。
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ウィキペディア
人皇(じんこう)は、道教及び中国神話における神。天地人の三皇の一つである。また、古代中国における伝説上の帝王。人皇は地皇から生まれたとされる。泰皇(たいこう)とも呼ばれるが、人皇と同一視するか否かは諸説存在する。
出典: 人皇 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0