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不二

ふじ
名詞頻度ランク #23161 · 青空 376
1
標準
being two sides of the same coin
文例 · 用例
低きには森あり、林あり、野の花あり、しかして高きには雪あり、氷あり、我らの不二山は、小さい山だが、熱帯地方の二倍も高い山より偉大なるは、雪と氷に包まれているためである。
小島烏水 梓川の上流 青空文庫
室ごとに請わるるままに、金剛杖に焼印を押すが、不二の象形の下に、合目や岳の名を書いたり、不二形の左右に雲をあしらい、御来光と大書して、下に海抜三千二百何メートルと註してあったり、富士とうずまく雲を下に寄せて、その上に万年雪の詠句を題したものなど、通俗的の意匠が施されている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
不二の嶺のいや遠長き山路をも妹許訪へば気に呻はず来ぬ 富士の西南の麓、今日、大宮町浅間神社の境内にある湧玉池と呼ばれる湛えた水のほとりで、一人の若い女が、一人の若い男に出会った。
岡本かの子 富士 青空文庫
「あの山を越す哀しい鳥の数も数え尽した」「もう、いいわ、じゃ、ね」さぬらくは玉の緒ばかり恋ふらくは不二の高嶺の鳴沢のごと駿河の海|磯辺に生ふる浜つづら汝をたのみ母にたがひぬ
岡本かの子 富士 青空文庫
そこで我勇敢なる大原隊は来るべき(八尋不二 宛) (四) 戦に備えて日毎演習を行ッている。
附・戦線便り 陣中日誌(遺稿) 青空文庫
私は以前に芭蕉の霧時雨不二を見ぬ日ぞ面白きの句に非常に胸を打たれたことを思ひ出した。
梶井基次郎 闇への書 青空文庫
銀座の不二屋でお茶を飲んでいたときにも、肘で私をそっとつついて、佐々木茂索がいるぞ、そら、おまえのうしろのテエブルだ、と小声で言って教えてくれたことがありますけれど、ずっとあとになって、私が直接、菊池先生や佐々木さんにお目にかかり、兄が私に嘘ばかり教えていたことを知りました。
太宰治 兄たち 青空文庫
そうしてウェルズの短編「壁の扉」の幻覚を思い出しながら、この次にいついかなる思いもかけぬ時と場所で再びこの童女像にめぐり会うであろうかという可能性を、さじの先でかき回しながら一杯の不二家のコーヒーをすするのである。
寺田寅彦 青衣童女像 青空文庫
2
標準
Very sincerely yours
3
標準
peerless