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白茶けた

しらちゃけた
形容詞-語幹
1
標準
pale
文例 · 用例
とどの顔も白茶けた、影の薄い、衣服前垂の汚目ばかり火影に目立って、煤びた羅漢の、トボンとした、寂しい、濁った形が溝端にばらばらと残る。
泉鏡花 露肆 青空文庫
青黒い顔色、白茶けた頭髪、窪んだ眼、少し開いた口、細堅い手足――枯木のような骨を石塊のような肉で包んだ、古びた、自然の断片――ああ、それは私を最も愛してくれる、そして私の最も愛する老祖母ではないか。
種田山頭火 夜長ノート 青空文庫
室内の人工の灯りが徐々に流れ込んで、部屋を浸す暁の光線と中和すると、妙に精の抜けた白茶けた超現実の世界に器物や光景を彩り、人々は影を失った鉛の片のようにひらぺたく見える。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
白茶けた路ばかり、あかあかと月影を見るように、寂然としているのを見て、大夫人が、「野蛮だね。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
そこには脂ぶとりにふとった水へびが、くねくねといやらしい白茶けた腹をみせていました。
DEN LILLE HAVFRUE 人魚のひいさま 青空文庫
九十九里が濱の荒涼は無いが、東海道沿ひの松並木から續いて、ばらばら松の丘となり、やがて草も木もない白茶けた砂丘となり、ところどころにうねりを起しながらおほらかな傾斜をなした大きな濱となつてゐるのである。
駿河灣一帶の風光 樹木とその葉 青空文庫
お品は白茶けた程古く成つた股引へそれでも先の方だけ繼ぎ足した足袋を穿いて居る。
長塚節 青空文庫
跡は小屋も畑も霜のために白茶けた鈍い狐色だった。
有島武郎 カインの末裔 青空文庫
作例 · 標準
日差しを浴びて、使い込んだ木材が白茶けた色になっていた。
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長年の風雨にさらされ、看板の文字が白茶けて読みにくくなっている。
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その絵は色が白茶けてしまい、元々の鮮やかさが失われていた。
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白茶けた(しらちゃけた) — 幻辞.com