小癪
こしゃく
形容動詞名詞
標準
impudent
文例 · 用例
實に私は、その寛容に對して小癪に感じ、時に彼によつて憐憫される怒りを感じた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
危え瀬戸際だったよ、だが、小癪な小僧だよ。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
煎じ詰めた、而も、たまらなく美感と滋味のこもった言葉が小癪なほど豊富に飛び出し、而もそれ等が一つ残らず(画面)の底にとけて流れて行く。
— 山中貞雄 『気まま者の日記』 青空文庫
貴様の中に牛乳が何合入ってりゃあそんなに威張るんだ」「何を小癪な」「何を生意気な」 とうとう取っ組み合って、大喧嘩になりました。
— 夢野久作 『キャラメルと飴玉』 青空文庫
純潔――そんなものの無力を心でつねに主張している彼には(そして彼は十七歳の時から立派に純潔を踏みにじってきているのだ)小癪にさわった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
のべつに小癪に障ることばっかり陳べやがって、もうもうほんとに顔を見るのもいやなんだ。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
全体|小癪な旅烏と振りあぐる拳。
— 幸田露伴 『風流仏』 青空文庫
」「何を小癪な……チンツン」 と、目をぱっちり、ちょっと、一見得。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
作例 · 標準
新入社員のくせに先輩の意見に口を挟むとは、なんとも小癪な態度だ。
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「ふふん、その程度の策で私に勝てると思っているのか? 小癪な真似を」と悪役が笑った。
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生意気だがどこか憎めない、小癪な口を叩く隣家の少年と今日も口喧嘩をした。
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