祝祷
しゅくとう
名詞
標準
benediction
文例 · 用例
母は二人の童女の項に軽く手を置き添えて、口の中で小さな祝祷を捧げてやった報酬に、まず二人から寝前の接吻を受け取った。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
幹事の告別の言葉があり、一同の讃美歌の合唱があり、ある宣教師の声で別れの祝祷があって、菅も捨吉も物のかげに跪坐ずいた頃は、やがて四時間ばかりも遊んだ後であった。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
十時、私も祈願祝祷。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
事変が民衆を叱正する、国家を緊張せしめる、――天意として祝祷すべしである。
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
樹明君から来信、子がうまれ句がうまれる、祝祷々々。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
媒妁は頓着なく祝祷をはじめた。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
それは一つの進化を告げる祝祷の調べではないか。
— ――チェーホフ序説の一部として―― 『チェーホフ試論』 青空文庫
イエスはそこにあった五つのパンと二つの魚を取り、天を仰いで祝祷をささげ、これを割いて弟子たちにわたし、弟子たちはこれを群衆に供した。
— 矢内原忠雄 『キリスト教入門』 青空文庫
作例 · 標準
礼拝の最後に、牧師が会衆の上に祝祷を授けた。
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厳かな空気の中、新郎新婦は神父からの祝祷を受けた。
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彼の前途に光あれと、深い祝祷が捧げられた。
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