徒組
かちぐみ
名詞
標準
文例 · 用例
松平|下総守様のお下屋敷を左に見て、韓軫橋をわたると、右手が佐竹右京太夫のお上屋敷……鬱蒼たる植えこみをのぞかせた海鼠塀がずうっとつづいていて、片側は、御徒組の長屋の影が、墨をひいたように黒く道路に落ちている。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
御徒目付からは、御徒組頭|久下善兵衛、御徒目付土田|半右衛門、菰田仁右衛門、などが駈けつける。
— 芥川龍之介 『忠義』 青空文庫
これを打つ手の総大将田沼様の御手勢かれこれ三万余人、そのあらましを申さんに、先ず先手には切先手組、御徒組さては大砲組、小筒組、御持組、大御番には両御番と来た。
— 三好十郎 『天狗外伝 斬られの仙太』 青空文庫
これを打つ手の総大将田沼様のご手勢かれこれ三万余人、そのあらましを申さんに、まず先手には切先手組、御徒組さては大砲組、小筒組、御持組、大御番には両御番と来た。
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
組士は下士で、徒、小姓組、徒組、鷹匠組、給主組などがこれに属している。
— 第三部 『樅ノ木は残った』 青空文庫