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四つ這い

よつばい
名詞
1
標準
crawling on all fours
文例 · 用例
注意して耳をすますと、それは人の足音ばかりでなく、四つ這いに歩く獣の足音もまじっているらしかった。
鬼娘 半七捕物帳 青空文庫
また、うっかり注射でも怠ろうものなら、恐水病といって、発熱悩乱の苦しみあって、果ては貌が犬に似てきて、四つ這いになり、ただわんわんと吠ゆるばかりだという、そんな凄惨な病気になるかもしれないということなのである。
―伊馬鵜平君に与える― 畜犬談 青空文庫
と言い、旦那さんは、つかつかと私の隠れている机のほうに歩いて来て、おいおい、そんなところで何をしているのだ、ばかやろう、と言い、ああ、私はもそもそと机の下で四つ這いの形のままで、あまり恥ずかしくて出るに出られず、あの奥さんがうらめしくてぽたぽた涙を落しました。
太宰治 男女同権 青空文庫
唯おくものかと、その奥様ちゅうがや、梅雨ぶりの暗の夜中に、満水の泥浪を打つ橋げたさ、すれすれの鉄橋を伝ってよ、いや、四つ這いでよ。
泉鏡花 多神教 青空文庫
手掌の皮が非常に厚く硬いのを見ると、或場合には足の働きもして、四つ這いに歩くらしい。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
人々は※のように四つ這いになって進んだ。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
加之も二|間ばかりは四つ這いになって走って、又ひらりと起ち上った。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
老生と共に四つ這いになり、たしかに、この辺なのですか、三百円とは、高いものですね、などと言いつつ桜の花びらの吹溜りのここかしこに手をつっこみ、素直にお捜し下さる次第と相成申候。
太宰治 花吹雪 青空文庫
作例 · 標準
赤ちゃんが初めて四つ這いになって、お母さんは感動した。
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狭い隙間を通るため、彼は四つ這いになって進んだ。
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地震の後、床に散らばったものを拾うために、四つ這いで部屋を移動した。
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