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押すな押すな

おすなおすな
名詞-の形容詞
1
標準
crowded (e.g. with people)
文例 · 用例
木戸を開くと喜ばしい思想共は押すな押すなでこぼれて來る。
梶井基次郎 太郎と街 青空文庫
押すな押すなという景気です、ハハハ……」 古木学士はポカンと口を開けている私を見い見い言葉を続けた。
夢野久作 冥土行進曲 青空文庫
これを聞いた全日本の頭山翁の崇拝者連中、喜ぶまいことか、吾も吾もと押寄せて、当時霊南坂にあったかの頭山邸は夜も昼も押すな押すなの満員状態を呈した。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
埠頭には一杯の乗客で、ことに三等乗船口の方は押すな押すなの混雑で、小さな包を持つたり子供を伴れたりした人達の上に電灯が青白く煌々とした光を眩ゆいくらゐに漲らしてゐたが、ところどころに巡査が万一を警戒して立つてゐるのもそれとはつきり際立つて見えた。
田山録弥 海をわたる 青空文庫
そのうえに見物は町々屋並みを埋めるばかり、将軍家還御になってしまうと、道に張られていた引きなわはいっせいにもう取りのけられて、見物かってのお許しになっているため、雪にもめげずに押し寄せた有象無象が、押すな押すなの大混雑です。
献上博多人形 右門捕物帖 青空文庫
長割下水のあたりは早朝から、押すな押すなと言いたい位の雑沓でした。
幽霊を買った退屈男 旗本退屈男 第十話 青空文庫
こうして一月ばかりして開票されると、投票数が何千何百人、当選者の氏名なぞをその往来に貼り出して、今度は名前入り引き札付きの紙を売るので、押すな押すなの盛況で売れて行く。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
その中でも面白いのは夫婦別れの相談で、三四月頃まで絶対にないと云ってもよかったのが、花時から急に殖えて来て押すな押すなの盛況を見せた。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
作例 · 標準
例句
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