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笊碁

ざるご
名詞
1
標準
文例 · 用例
この老人と自分、外に村の者、町の者、出張所の代診、派出所の巡査など五六名の者は笊碁の仲間で、殊に自分と升屋とは暇さえあれば気永な勝負を争って楽んでいたのが、改築の騒から此方、外の者はともかく、自分は殆ど何より嗜好、唯一の道楽である碁すら打ち得なかったのである。
国木田独歩 酒中日記 青空文庫
裸男ひとり『笊碁なら』と答ふれば、『さらば之を』とて贈られたるは、土田氏の著はせる『圍碁哲學』也。
大町桂月 町田村の香雪園 青空文庫
彼と瀬川とはどちらも笊碁ではあるが、互先のいい相手だった。
豊島与志雄 愚かな一日 青空文庫
江戸一番の御用聞が、笊碁で半日|潰すのですから、まことに天下は泰平と言つたものかもわかりません。
名馬罪あり 錢形平次捕物控 青空文庫
江戸一番の御用聞が、笊碁で半日|潰すのですから、まことに天下は泰平といったものかもわかりません。
名馬罪あり 銭形平次捕物控 青空文庫
「又次郎さんの言うのは違いありませんよ、親分、笊碁を打っていたんで」「中座しなかったかい」「ちょいと、煙草を買いに行きましたが――」 言いかけて又次郎は口を緘みました。
小唄お政 銭形平次捕物控 青空文庫