褌
ふんどし異読 ふどし・たふさ・とうさぎ・とくびこん
名詞多音語
標準
fundoshi
文例 · 用例
だが晃平一人はウンと踏ん張った、 心配するなッ、犢鼻褌を焚いたッても、お前方を殺すことじゃあねえぞ。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
翁が検めみると獣の蝨が五六ぴき褌の上から取り付いていた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
同時に僕野戦病院入り、いつかニュース映画で兵隊が褌一ツで川を渡るのがありましたね。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
五 十王殿附近に、汚ない、ややこしい、褌から汁が出るような街がある。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
処で、此の随筆が出処だとすると、何のために、奥州を越前へ移して、越中を備中にかへたらう、ソレ或ひは越中は褌に響いて、強力の威厳を傷けやうかの深慮に出たのかも計られぬ。
— 泉鏡太郎 『怪力』 青空文庫
按摩巌の前にフト留まつて、少時小首を傾けたが、すぐに褌へ杖をさした。
— 泉鏡太郎 『怪力』 青空文庫
われら此の烈しき大都会の色彩を視むるもの、奥州辺の物語を読み、其の地の婦人を想像するに、大方は安達ヶ|原の婆々を想ひ、もつぺ穿きたる姉をおもひ、紺の褌の媽々をおもふ。
— 泉鏡太郎 『甲冑堂』 青空文庫
おらあ別に人の褌襠で相撲を取るにもあたらねえが、これが若いものでもあることか、かわいそうによぼよぼの爺さんだ。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
作例 · 標準
祭りの時期が近づくと、男たちは真新しい褌を締めて気合を入れる。
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時代劇の撮影では、役者たちが当時の下着である褌を実際に着用してリアリティを追求している。
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祖父の箪笥を整理していたら、若い頃に愛用していたと思われる真っ白な褌が出てきた。
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標準
kimono underskirt
作例 · 標準
昔の女性は着物の下着として、腰に巻くタイプの褌を用いていたと本で読んだ。
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着付け教室で、昔ながらの褌を使った下着の着装方法を教わった。
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祖母は今でも和服を着る際、洋風のショーツではなく昔ながらの褌を使っているそうだ。
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標準
wrestler's ornamental apron
作例 · 標準
新十両に昇進した力士が、後援会から贈られた豪華な刺繍入りの褌を披露した。
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土俵入りで力士たちが締めている色鮮やかな褌は、それぞれ部屋の伝統を象徴している。
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厳しい稽古の証拠に、彼の褌には何度も土俵に擦れた黒い汚れが染み付いていた。
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