爪に火をともす
つめにひをともす
表現動詞-五段-サ行
標準
to lead a stingy life
文例 · 用例
清岡は駒田の事を爪に火をともす流儀の古風な守銭奴だと思っている。
— 永井荷風 『つゆのあとさき』 青空文庫
で、二十年目が近づくと、各藩とも金を隠し、日本中の貧乏をひとりで背負ったような顔をして、わざと幕府へ借金を申し込むやら、急に、爪に火をともす倹約をはじめるやら……イヤ、その苦しいこと、財産|隠蔽に大骨折りである。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
いままでのうちに、二度も三度も万という字のつく金をもうけたらしいんだが、こいつをしっかり抱えこんで、爪に火をともすような暮しをしていたんだねえ。
— 久生十蘭 『金狼』 青空文庫
作太郎が爪に火をともすようにして儲けた金を嫁さんが臍くって、それが回り回って正昭のふところへ入るとしたら、世の中はおもしろいものだと、実枝はようやく救われたような気持になり、高子の腕にからみついていった。
— 壺井栄 『暦』 青空文庫
作例 · 標準
彼は爪に火をともすような生活をして貯めたお金を、すべて寄付した。
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「爪に火をともすほど節約しなくても、もう少し楽に暮らせばいいのに」
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貧しい時代、両親は爪に火をともすようにして私を大学まで行かせてくれた。
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